"やりたい"を信じて応援!親子で歩んだ成長の記録

保護者スペシャルインタビュー

ゲームクリエイターを目指し、ゼロワングランドスラムや情報オリンピック、AtCoderなど、数々の大会に挑戦を続けている沢津橋 勇汰さん(中1)の保護者様へインタビューさせて頂きました。

Q1. お子さんが「ゲームクリエイターになりたい」と初めて言った時、どう感じましたか?

A1. ゲームが好きな子だったので、素直に応援したいと思いました。(父)

絵を描いたり、工作をしたりは苦手で何かを作り出すことは得意ではないと思っていたので、大丈夫なのかという心配の方が強かったです。(母)

Q2. プログラミングや大会への挑戦を続けてきたお子さんの様子を、そばで見ていて感じたことはありますか?

A2. 人に思いを伝えることが苦手な息子が、Minecraftカップに参加するためにクラブの全員に声をかけて20人のメンバーを集め、初めてリーダーとして主導する経験をしました。意見をまとめたり、ルールを決めたり、役割分担をして進捗状況を見ながら調整をしたり、他にも動画作成や発表など作品を作る以外にもしなければいけないことが多くて大変そうでしたが、限られた時間で参加してくれているメンバーにどうやったら伝えられるか、期限内に完成させるために必要なことを考え、サーバーの管理や伝達をしていました。アクシデントもありましたがその度にすぐに原因を考えながら対応しており、チームのために自分ができることを考えて積極的に行動できるようになったことが嬉しかったです。

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Minecraftカップの発表メンバー

Q3. 特に印象に残っているエピソードがあれば教えてください。

A3. ゼロワングランドスラムの西日本大会では、デバッグを担当していました。人前で話すことが苦手で6年生の時は授業中一度も手を挙げられなかった息子が、開始前のインタビューでは、「準備はしてきたので大丈夫だと思います。全問解けると思います」と自信満々に答えていました。あと1ブロックを動かすことができず残念ながら全問を解くことはできませんでしたが、落ち着いて、真剣な眼差しで解き進めていく息子の姿を見て、逞しくなったなと胸が熱くなりました。こんなに夢中になれるものに出会えて、幸せだと思いました。色々なことにチャレンジさせてくださり、どんな時も、「大丈夫!勇汰くんならできる!」と言って支え続けてくださったひびきラボの佐藤先生のおかげだと思っています。

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ゼロワングランドスラム2024年度大会 2回戦(西日本ブロック)

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ひびきラボ 佐藤正淳先生と

Q4. ご家庭で大切にしてきた「子どもとの関わり方」や「学びのサポート」があれば教えてください。

A4. 話し合いを大切にしています。大きな方針を決める時にはまず夫婦で話し合って意見をまとめ、それから子どもの話をしっかり聞く時間を作っています。やりたいと言ったことはやらせてあげたいので、どうしたら叶えられるか、そのためにはどう動いたら良いか、目標を決めて具体的に行動が結びつくようにしています。やると決めたら全力で、集中できる環境を整えて、家族で協力、応援しています。また、子どもたちには、今の自分があるのは周りの方々のおかげなので、出会えた人たちに感謝してそのご縁を大切にするようにと伝えています。

Q5. 最後に、お子さんの将来について思うことや、応援している気持ちを自由にお聞かせください。

A5. 得意なことと不得意な事がはっきりしていて不得意なことで落ち込んでいる様子をよく見ますが、うまくいかない事が続いても自分のことをダメだとは思わないでほしいです。プログラミングをやっている時の勇汰はとても良い表情をしていて、一人でもどんどんチャレンジしていく姿がかっこいいと思います。自分の得意なことや好きなことが仕事になって、人から評価されたり、人を幸せにすることができたらとても素敵だと思います。これからも挑戦を続けて頑張ってください。