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本日の日経新聞でDXハイスクールを進めることが報道されました。要約すると、
- 文科省は「DXハイスクール」を導入し、デジタル人材の育成と文理横断型の探究学習を推進。
- 2002年度からの「スーパーサイエンスハイスクール」指定と似ており、2030年に約79万人のデジタル人材が不足すると予想される中、大学入学前からのデジタル教育強化を目指す。
- DXハイスクールには高性能PCや3Dプリンターの配備、特別講義の費用補助が提供され、全国の高校約4800校のうち1000〜1500校が対象となり、24年から指定が開始される予定。
- 日本はデジタル教育の強化を通じて、理系学生の割合を5割に増やすことを目標とし、文科省は小中高のデジタル環境整備に約5年で6000億〜8000億円を投資する計画。
という感じでしょうか。元の記事を詳細に読むと、該当の高校は
- 国で指定するか自治体で公募するか
ということであり、選定される上で最も重要な条件は、
- 指導者を確保できるかの見通しが立っているか
のようです。背景にあるのは、記事にもある通り、教員だけに依存しない仕組みを作れるかということであり、高額なハードウェアなどに対する投資がきちんと活用され、無駄にならないようにするためということでしょう。
ただ、ハードウェアと指導者を揃えるだけでは難しいのではないのでしょうか?民間の教育機関を見ても、立派なPCや経歴の講師を揃えれば、生徒の学習効果や満足度が高いかというと、そうでないのはわかることかと思います(高校における情報1の指導においても同じことが言えるのではないのでしょうか)。
加えて重要な条件は、カリキュラムや教材であり、さらに言うと
- 生徒が、簡単に楽しく、かつ、深く学べる
- 保護者が、将来直接的に役に立ち、かつ、創造力や協働力などの非認知も育めそうと思える
- 指導者が、過剰な知識や経験、負担を要さず、価値ある内容と思える
- 学校が、経済的な負担にならず、納得感ある価値や成果を示せる
ということのように思えます。
TechHigherでは、DXハイスクールの指定を目指す高校のご支援を、豊富なカリキュラムや教材、全国にいる優秀な指導者ネットワーク、10年以上の民間の教育機関を支援してきたノウハウ・実績をもとに行なっていきたいと思っています。ご興味ある方はお気軽にお問い合わせください。